ローン審査、落ちた人には考えて欲しいその理由

「絶対大丈夫だと思ったのに。。どうして俺が??」。これは大学入試に落ちてしまった高校生のセリフではなく、ローン審査に落ちてしまったしがないサラリーマンのセリフです。貸金業者を恨むことは簡単ですが、それでは進歩がありません。また同じ事の繰り返しです。大事なのは次の審査は無事通過して、首尾よく借り入れることではないでしょうか。では、そのために必要なことは?そうです、きちんとその理由を分析することです。

「自分は絶対大丈夫なはずだ」と思い込んでいた人は多くの場合、過度に自分の収入のみに注意を払っている可能性があります。しかし、貸金業者はあなたの収入のみに注意を払っているわけではありません。というよりもむしろ別のところに目を向けていることが多いのです。そのうちの2つをご紹介しましょう。

そのうちのひとつ、それはあなたの勤続年数です。いくらここ数ヶ月の月収が高いとしてもそれが安定していなければ貸金業者は融資を渋ることが多いです。なぜなら、彼らが必要なのはドカンと打ち上げられた花火のような収入ではなく、線香花火のように派手さはなくても安定している収入だからです。返済は1年以上、場合によっては数年に及ぶことさえあります。それで、必要なのは同じところにすくなくとも1年以上勤めた人、そこでの職場での評価が確定しており、今後も簡単にやめる可能性がない人に貸したいと思っているのです。

さて、もう一つの要素、これが実は一番大きいのですが、それは他からの借り入れ、あるいは申し込みがないか、ということです。他からたくさん借り入れていることはNGというのはだれもである程度わかるのですが、意外に忘れがちなのは一気に3社も4社も大学の滑り止めみたいに審査を申し込んでしまうことがアウトだ、ということ。こうした状況は貸金業者間では筒抜けで、これが知られると、「資金的に相当やばいな」と判断されてしまうので、貸してもらえないことが多いです。

一度借り入れに失敗したら、原因を分析して、次回同じ轍を踏むことがないように気をつけましょう。

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